永田珈琲倶楽部 平成22年9月号

  
ものづくりの原点を守る
(いつの時代も守らなければならないものがある)
Tokyo Kodaira




永田珈琲倶楽部 各店営業時間のお知らせ
      ご来店をお待ちしています
珈琲の香 店 香店 10時 ~ 10時
ぽえむ 店 ぽえむ店  9時 ~  9時
永田珈琲 店 永田珈琲店 10時 ~  8時

* ~,'* 2010年 / 第173号 * ~,'*
2010 September 's  Aroma'

  東京・小平発 永田珈琲倶楽部の「かほり電車」は、
ゆったりとした『時空』を今月も皆様のもとへお届けいたします。
  '
*, '*~, '*~, '*~, '*~, '*~, '* 

  珈琲豆売店 


◆◇◆◇◆   ◆◇◆◇◆

今月の香り
銘 秋雲

緊急入荷!!エチオピア・モカ・イルガチェフェ


    緊急入荷!エチオピア・イルガチェフェ・
エチオピア・モカファンのお客様、大変お待たせいたしました。!!
      
 
現在高品質な豆の入荷が困難なコーヒー発祥の地エチオピア
昨年の農薬問題に始まり、輸出システムの変更など、エチオピアの輸入は混迷を極め、一時は入荷が絶望視されていましたが、無事に農薬検査をパスし今回入荷致しました。

華やかさの際立つ香りと酸の後に果実のような甘みを感じることができ、フルーティで心地よい余韻が駆け巡ります。今年のクロップも期待通りの素晴らしさです。エチオピア・イルガチェフを堪能していただけると思います。。

エチオピア イルガチェフェ
アラビカコーヒー発祥の地といわれるエチオピア。
コーヒーの名の由来といわれるカファ地方、南部のシダモ地方、東部山岳地帯のハラーがコーヒーの主な生産地です。
イルガチェフェ村は標高2000m以上の高地で、ABAYA湖が有名な川と森に囲まれた美しい所です。YIRGA CHEFという名前の村からエチオピアで最高品質の豆を生み出しました
都市が豆の集積地になったことからイルガチェフェのという品名になりました。

エチオピア産のいわゆる「モカ」系のジマ、シダモ、ハラーなどは数ある銘柄はナチュラルの精製ですが イルガチェフェは珍しい水洗式コーヒーです。
エチオピアのコーヒーの中では最高位 にランクされ、その品質の高さからドイツ、アメリカ、ヨーロッパ市場において絶大な評価を得ています。

イルガチェッフェでコーヒーの生産が始まったのは、1950年代とコーヒーの生産文化からすると比較的新しいエリアですが、その特徴的なモカフレーバーと評される香り、独特の酸味から作り出されるカップは、世界中のロースター(焙煎業者)の注目の的になりました。

生豆は丸い小さな粒ぞろいのきれいなかわいい豆です・
シティローストで味わうと、もともと酸味主体の、モカテイストのこの豆は、コクと甘さと、軽い苦味で、素晴らしいバランスの取れた芳醇でエキゾチックな風味が楽しめます。香りは優しく甘さがあって、余韻は、柑橘系のクリアな清々しさが残ります。
エチオピアナチュラルのコーヒーとは別世界があり、とても素敵な不思議な魅力のある銘柄です。是非この機会にその違いをお楽しみください。


 地域  イルガチェフ村
 品種  ティピカ種
標高   2000m以上
精製  ウオッシュト
 乾燥  天日
 
   
               
           

                        焙煎工房より   



◆◇◆◇◆ まごころ珈琲ギフト ◆◇◆◇◆
 


 

 

 

◆◇◆◇◆ ★美味しい情報★ ◆◇◆◇◆


羊蹄山 北海道  プリンスホテルより「写っ」
雲が中腹から次々と湧き出す光景はまさに絶景、感動ものでした


  この「羊蹄山吹き出し湧き水」北海道京極町にあり、北海道遺産にも登録された北海道一有名な湧水で、羊蹄山の地下水が1日80,000tonも噴き出していています。
その光景は力をみなぎらせます。


 

アラビカ種100%  アイスコーヒー
 

永田政弘が自信を持ってお奨めします

お得2本1400円 (1本750円)
永田珈琲倶楽部の直火式自家焙煎の深煎り珈琲と
北海道羊蹄山の湧き水で作られた
純粋のアイスコーヒーです。
アイスではもちろんホットで飲んでもおいしいです。


羊蹄山 吹き出し湧水


◆◇◆◇◆ 永田珈琲店 ◆◇◆◇◆ 


 

9月、10月 出口祥さんの油絵展示中です
                 


永田珈琲の個室 「こもれび」です


   



◆◇◆◇◆珈琲の香店 ◆◇◆◇◆

珈琲の香こだいらネット

いらっしゃいませ

珈琲の香り店では毎月、満月の日には
キャンドルの明かりが
皆様をお待ちしております。

☆☆☆☆☆ 今月の キャンドルデーは☆☆☆☆☆

満月は9月23日

毎月一日だけ、店内はキャンドルの灯で満たされます
灯の中でゆったりと飲む珈琲
 本を読んだりおしゃべりを楽しんだり・・
キャンドルの灯は特別な力。
素敵な時間が倍になる気がしませんか?

朝10:00夜10:00 一日中 灯しています
   (今月は水菓子100円 美味しいです・売り切れ御免)

    ☆☆☆☆☆中秋の名月は9月22日です☆☆☆☆☆  

   
  




◆◇◆◇◆ ぽえむ小平店 ◆◇◆◇◆




珈琲 と いろいろ
(ぽえむ店長発信ブログ)

 沢山のメニューがお待ちしています






◆◇◆◇◆ ★美味しい情報★ ◆◇◆◇◆ 


 緑茶と紅茶と烏龍茶の違い  
 
  一言でお茶といっても色々な種類があります。

 大きく分けて緑茶・紅茶・烏龍茶などなど。世界30ヶ国以上でお茶は飲まれています。
ではその違いは何でしょうか?
 意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はお茶の葉はみんな1種類の木から取れるのです。お茶の木」は「カメリア・シネンシス」という学名のツバキ科の一種です。

 緑茶・紅茶・烏龍茶の違いは、その製法にあります。
 お茶の葉の抽出液を飲むのは中国が起源です。中国茶は種類が多いのですが、製造法の違いから大雑把に 白茶、黄茶、緑茶、青茶、紅茶、黒茶  に分けられます。この色名は淹れたときのお湯の色からついたそうです。

 日本茶は緑茶、紅茶は赤っぽい色、ウーロン茶は青茶の一種と言う事になります。どちらも中国茶の一種です。 紅茶はヨーロッパで、緑茶は日本で独自の発展を遂げた中国茶であるといえます。

   緑茶(日本茶)・・・・不発酵茶
   烏龍茶・・・・・・・・・・半発酵茶
   紅茶・・・・・・・・・・・完全発酵茶


 緑茶は摘んできた茶葉をすぐに加熱して発酵酵素の働きを止めます。発酵しないので色は美しい緑色のままとなります。ここでいう発酵とは、お茶の成分であるカテキンの酸化のことをいいます。半分発酵させるのが烏龍茶で、完全に発酵させるのが紅茶です。

 お茶のルーツは、やっぱり中国!
  古来中国では、お茶は「薬」として用いられていました。
お茶はいつごろから飲まれるようになったのでしょうか? お茶について最も古い記述は、今からおよそ2000年あまり前に書かれた『神農本草経』という本にあります。神農とは今日の漢方薬の基礎を築いたと言われる人で、その時代はこの本よりさらに2700年前、今から4700年前にさかのぼります。

  神農は、野山に生える野草や樹木を実際に口に入れて、薬として役立つかテストしていたそうですが、何と1日72回も毒にあたったそうです。その度にお茶の葉を噛んで解毒した…という内容です。この真偽はともかく、8世紀に陸羽という人が書いた『茶経』という書物を見ても、遠い昔2500年以上の間、お茶は「薬」として用いられていたらしいです。随~唐時代に初めて日本に伝わってきました。

  紀元前1世紀ごろ(前漢)から、飲み物として珍重されはじめたお茶ですが、まだ栽培法が確立せず、福建省や四川省に自生しているものから取っていたため、お茶の楽しみを知っているのは限られた特権階級だけだったそうです。これが全国規模に広がったのは、7~10世紀の唐時代。街には茶店なども登場しました。
日本に初めてお茶が伝わったのもこの前後、遣随使か遣唐使が持ち帰ったと言われています。日本の記録に登場するのは、724年聖武天皇の時代。朝廷が読経の後に、僧侶にお茶を賜ったというものです。日本では、まだまだ特権階級の飲み物だったようです。

  日本で茶の栽培が始まったのは、日本の茶祖・栄西禅師が、中国からお茶の種を持ち帰ったのが始まりです。最初は禅寺で栽培され、中国宋朝の抹茶法が上流階級に広まりました。そして、室町時代、千利休が日本独自の茶道を確立し、江戸中期になって一般庶民に急速に広がっていったのです。

 また、紅茶のルーツも中国だった のです。
紅茶と聞いて思い浮かぶのはインドやスリランカですが、これも元は中国なのです。
ヨーロッパに初めてお茶が紹介されたのは16世紀初め、その後は中国の主力輸出品となりました。
19世紀半ばに、イギリスがインドに近代的茶園を造るようになるまでは、中国の独占市場でした。1840年に勃発したアヘン戦争も、中国茶人気が招いた悲劇なのでした。



 
☆  これまでの『今月の香り』の状況です☆  
2010年月は ~~秋雲~~

↓⇒以下のようにこれまでお楽しみ頂きました
 2006年

12月「白銀」
11月「霧もみじ」
10月「秋晴れ」
9月「月光」
8月「花火」
7月 風鈴」
6月「雨音」あまね
5月「小平グリーンロード
4月「ミントクリーンモカ
3月「マラウイ・ゲイシャ
2月「ももとんぼの香り」
1月「あかつきの香り」          
 2007年
  
12月「ペチカ」
11月「情熱」
10月「ジュエル」
9月「赤とんぼ」
8月「満天」
7月「星空」
6月「ブルームーン」
5月「散歩」
4月「陽の香り」
3月「満開」
2月「香梅」
1月
 「初夢」                   
2008年

12月「冬の香り」
11月「色葉」
10月「パープルスカイ
9月「秋桜」
8月「さ波」
7月「オリオン」
6月「紫陽花」
5月「若草」
3月「春風」
2月「うぐいす」
1月「かるた」
       
   2009年

12月「小春」
11月「丸ポスト珈琲」
10月「音色」
9月 「秋風」

8月 「流水」
7月 「ささのは」
6月 「レイン」
5月「若葉」
4月「うらら」
3月「トバコ」
2月「ひだまり」
1月「初富士」
   
 2010年

1月「とら」
2月「芽生え」
3月「ひとひら」
4月「春陽」
5月「銀河鉄道」
6月「ひとつぶ」
7月「カメルーン」
8月「雷ブレンド」


毎日が芸術のかおりいっぱいの
永田珈琲倶楽部の各店です
 
永田珈琲店
東京都小平市美園町 1-6-1
小平駅南口 グリーンプラザビル 2F

042-345-9733
珈琲の香店
東京都小平市美園町1-8-1
小平駅南口 ルネセブン街1F
042-342-5777
ぽえむ店
東京都小平市美園町1-33-1
小平駅南口 西友並び2F
042-345-2168

有限会社 ナガタ 
永田珈琲倶楽部
Phone Fax 042-344-7663

nagata@nagatacoffee.com

〒187-0041   東京都小平市美園町2-2-31

  2010年9月 第173号
 ==== END  ===


□■□ 直火式焙煎珈琲
永田珈琲倶楽部 
□■■□
http://www.nagatacoffee.com/.htm□■■□
□■□■■□nagata@nagatacoffee.com□■□■■□
□■□□■□□□□■□□■□