
● さて今月のかおり、旨い珈琲銘は ●
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「ドミニカ・パラオナ」
と
「キリマンジャロ・キボ」
の
ブレンド
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銘
sazamami

今月の香りは夏らしい酸味を含んだブレンドとの希望により、ドミニカパラオナとキリマンジャロキボをブレンドして見ました。真夏日の連続の中爽やかな酸味を味わってみて下さい

●ドミニカ・パラオナAAA
カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島の東部2/3がドミニカ共和国です。国土の大部分は山岳地帯で、コーヒー産地は海抜700mから1500mの傾斜面にあります。
栽培地は山脈に沿ったエリアで、北部山脈周辺のCIBAOは比較的低地、生産量は多く全体の60パーセントになります。中部 南西部 は600-1500メートルで少量ながら高品質なコーヒーの生産に力を注いでいます。
コーヒー豆の生産量は減少傾向ですが、毎年60-70万袋程になります。しかし米国からのツーリスト対応により 国内消費が急上昇しており、輸出量は7-8万袋前後になります。日本への輸入は年間2000-3000袋であり、大変希少性の高い豆です。
以前は非水洗式コーヒーを生産していましたが、政府の推奨により、現在では輸出用はほぼ水洗式になります。国内の主要生産地では、生産性を重視したアラビカ種カツーラを増やしている中、パラオナは
古典的なアラビカ種ティピカが比較的多く残っている栽培エリアです。
カリブコーヒー特有の爽やかで透明度ある味わいです。
●キリマンジャロ・キボ
アフリカ大陸東部に位置し、インド洋に面したタンザニアは、国土の大部分が1000m以上の高原で、北東部にアフリカ最高峰のキリマンジャロ(5985m)がそびえたっています。
頂きは万年雪で覆われ、裾野は紫色に煙り、山の背景にある雲は茜色に染まり、昼の蒼さから夜の闇へと移行する、刻一刻と変化する黄昏時のキリマンジャロの壮大な雄姿は、アフリカ大陸一番の美しい風景といわれています。
その山の斜面で栽培されているのが、有名なキリマンジャロコーヒーです。
タンザニアコーヒーは、その山のゆるやかな斜面に育ち、インド洋からの爽やかな風と、熱帯特有の叩きつけるような雨と、キラキラと輝く太陽の恵みを一杯に受けた、芳醇で甘酸っぱい風味のコーヒーです。
その中でも、ひときは大粒で気候条件に恵まれた、アルシャ地方の高地だけに産する極く少量のコーヒーは、 最高級品との意味合いから他の<AA>グレードのものと区別するために”ス
ノートップ”と呼ばれています。
この名前の由来は、キリマンジャロの頂を一年中覆う万年雪からきています。
正に、この”タンザニアスノートップ”は、アフリカの風の囁きと、雨のやさしい匂いと、眩しくきらめく陽光に育まれたコーヒーの最高傑作といえます。
味は力強く芳醇な香りと、際立った酸味とコクが特徴のキリマンジャロコーヒーです、珈琲通の方にはたまらない風味です。
すっきりとキレのある味,さわやかな香りがこの暑〜い夏をリフレッシュするのに最高のコーヒーです。
焙煎工房より |
◆◇◆◇◆ ★美味しい情報★ ◆◇◆◇◆
羊蹄山 北海道 プリンスホテルより早朝「写っ」しました
雲が中腹から次々と湧き出す光景はまさに絶景、感動ものでした
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永田政弘が自信を持ってお奨めします
お得2本1500円 (1本850円)
永田珈琲倶楽部の直火式自家焙煎の深煎り珈琲と
北海道羊蹄山の湧き水で作られた
純粋のアイスコーヒーです。
アイスではもちろんホットで飲んでもおいしい純粋珈琲です。
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(ご注文はお便り欄に本数をお書き下さいませ)
!ギフト用にも喜ばれます!
http://nagata6.sakura.ne.jp/shisatu/shiraoi/kyogoku3m.jpg
羊蹄山 吹き出し水
碑文
◆◇◆◇◆ 珈琲の香店 店長 ◆◇◆◇◆
■珈琲の香こだいらネット店
お待ちしています
珈琲の香り店では毎月、満月の日にはキャンドルの明かりが
皆様をお待ちしております。
☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆


この日はキャンドルをい〜っぱい灯します。
普段とはまるで違う空間に。
月に一度だけのお楽しみ.
朝10:00〜夜10:00一日中です
ジャズが流れムードたっぷり・・
(可愛い一口ごま団子も用意してあります・売り切れ御免)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

◆ ◆ 珈琲情報 ◆ ◆ 
◆◆薄商いの中、CRB指数との連動性が高まる ◆ ◆ |
<CRB指数に連れ安>
ICEコーヒー先物相場は、130セント台後半まで軟化する展開。
欧米系焙煎業者が夏期休暇入りする中、相対的にインデックスファンドの売買が影響力を増しており、CRB指数の低下と連動する形で、コーヒー相場の上値も圧迫されている。130-135セント水準では焙煎業者の物色意欲も強いが、更に上値を試すような動きはみられない。
ファンダメンタルズに特段の材料が見当たらない中、商いは先細りとなっており、明確な方向性を打ち出しづらくなっている。
<ブラジルの収穫環境は良好>
ブラジルでは2008/09年度産の収穫がピークを迎えているが、産地は概ね好天が続いており、目立った収穫の遅れは確認できない。6月の段階では多雨による収穫の遅れも指摘されていたが、7月に入ってからその遅れを取り戻す動きが活発化しており、現状では寧ろ相場に対してネガティブ要因となっている。
ただ、ブラジル・コーヒー業者輸出評議会(Cecafe)によると、7月1-22日のコーヒー輸出高は前年同期の111.3万袋に対して112.3万袋に留まっており、推定収穫量と比較すると輸出意欲の弱さが顕著となっている。
150-155セント水準では活発な在庫放出が行われていたが、現在の価格水準で売却を急ぐ必要はないと判断している向きが多い模様だ。需給面からは、この価格水準から大きく下げるシナリオを描くことは困難である。
<政府助成金は9月開始へ>
ブラジルのBrasileiro農務相は7月24日、政府助成金プログラム「Pepro」を9月から開始するとの見通しを明らかにした。
最大で1,200万袋が対象となる見通しであり、1袋(60kg)当たり25-30レアル(15.82-18.98ドル)の補助金が売却価格に上乗せされることになる。これで肥料コスト高騰に対応できるかは疑問視されるが、新穀輸出が本格化する条件は整いつつある。
「Pepro」に関しては、マーケットが不安要素の一つとして評価していただけに、相場に対してはポジティブ要因と評価できる。
少なくとも、140セント割れの水準で大量の在庫売却が行われる可能性は低いだろう。
<手掛かりに乏しい>
ファンダメンタルズ関連で特に目新しい材料が見当たらない中、焙煎業者やファンドの売買は鈍っており、短期的にはインデックスファンド主導でCRB指数と連動した相場展開が続く見通し。原油や穀物相場との連動性が高まっており、コーヒー相場独自の展開を想定することは難しい。現在の価格水準からの下値不安は後退しているが、140セント超からの上昇余地も短期的には大きくないとみている。
中長期スタンスから安値を買い拾うスタンスで臨むべきだろう。
年末までのスパンを考慮すれば、現在の値位置はボトム圏と考えている。
【2008.07.28 大起産業(株)調査研究室 小菅 努】
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